ワイルドライフカレッジ2024 後期ウェビナー受講者募集
「一年後の私は、野生生物のためになにかができるようになる」姿を目指して、野生生物保全の理論、フィールドワーク、保全活動の実践を学べる「ワイルドライフカレッジ2024」を開講いたします。
10月から始まる後期ウェビナーのテーマは「絶滅危惧種を守る」。チベットアンテロープ、小型サンショウウオ、ユキヒョウなどの保全に関わる方を講師として、国内外の取組み事例を学びます。各ウェビナーはリアルタイムで参加ができなくても、12月11日までZoomの録画配信をご視聴頂けます。気になる回のみの参加も歓迎です!
第5回 10月16日(水)20:00-21:30
チベットアンテロープの長距離季節移動と中央アジアの自然保護-人間との軋轢について-
講師:星野 仏方(酪農学園大学 農食環境学群 教授)
内容:チベットアンテロープは、その毛の需要から乱獲され生息数が減少し、世界的にも取引が制限されている動物です。チベット高原を横断する鉄道がもたらすチベットアンテロープの季節移動への影響や、家畜の放牧と黄砂の発生の関係など、人間との軋轢とその保護の取り組みについて紹介します。
#チベットアンテロープ、#家畜の放牧、#黄砂、#企業活動
第5回申込先(一般) https://jwcswc2024no5.peatix.com/
第6回 10月30日(水)20:00-21:30
コンゴでの養蜂教室と包括的保全活動
講師:萩原 幹子(JWCSプロジェクトスタッフ)
内容:2023年9月に世界遺産に登録されたオザラ・コクア国立公園(コンゴ共和国)の入り口があるンボモ村は、近年マルミミゾウによる農業被害が激しく食糧不足になるほどでした。ゾウによる被害が発生した際の新たな生計として、最も村人から支持されたのが養蜂です。現地の人の暮らしを守ることがどのようにゾウの保全に繋がるのか、野生生物との共生とは何なのか、一緒に考えましょう。
#マルミミゾウ、#人間と野生生物の軋轢、#アフリカ、#養蜂
第6回申込先(一般) https://jwcswc2024no6.peatix.com/
第7回 11月13日(水)20:00-21:30
小型サンショウウオを取り巻く問題と保全活動の取り組み
講師:田上 正隆 (世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ 職員)
内容:普段は森林の石の下などでひっそりとくらす小型サンショウウオ。日本には約50種も生息しており、ほぼすべての種が日本固有種です。生息地の破壊や乱獲により、多くの種は絶滅危惧種に指定されているとともに、各地で保全活動も行われています。あまり知られていない小型サンショウウオの分類や生態について紹介するとともに、小型サンショウウオを取り巻く問題や水族館が関わる保全活動の取り組みについて紹介します。
#小型サンショウウオ、#足元の自然、#生息地の破壊、#水族館の保全活動
第7回申込先(一般) https://jwcswc2024no7.peatix.com/
第8回 11月27日(水)20:00-21:30
ユキヒョウを通して動物園と野生動物、人と人のつながりをつくる
講師:木下 こづえ(非営利団体 twinstrust 理事長、京都大学大学院 アジアアフリカ地域研究科 准教授)
内容:絶滅の危機に瀕するユキヒョウは12か国にまたがるアジアの高山に生息し、さまざまな文化・宗教の下で人との関りをもっています。本カレッジでは、国内の動物園で飼育されているユキヒョウと野生のユキヒョウをつなげる活動や、動物園を通して生息国の人々とつながる取り組みについてご紹介します。
#ユキヒョウ、#アジア、#動物園、#生息地での環境教育
第8回申込先(一般) https://jwcswc2024no8.peatix.com/
主催 認定NPO法人 野生生物保全論研究会(JWCS)
開催方法 Zoomミーティング形式
※リアルタイムでの開催終了後、録画視聴用のURLをメールでお知らせします。
受講料 学生無料 一般 1,000円/回
申込 ▶学生専用申込フォーム https://forms.gle/z94tPd24wFm2fBh28
※学生は1度の申し込みで4回すべて受講できます
▶一般 後期全4回受講(推奨)https://jwcswc2024late.peatix.com/
申込締切 2024年12月11日
ワイルドライフカレッジ2024についての詳細は以下のWEBページ、また募集要項をご確認ください
JWCS Webページ「ワイルドライフカレッジ」:https://www.jwcs.org/education/wildlife-college/