野生生物の生息地で活動する団体に支援金を贈呈

このたびJWCSに「日本の野生生物の保護活動をしている、複数の小規模な団体の支援に使ってほしい」とご寄付をいただきました。

これまでJWCSは「生息地支援事業」として、ゾウやゴリラの生息地で活動をしている団体の支援を行ってきました。そして今回は日本の野生生物の保護活動をしている団体を、外部の有識者を含めた支援先検討会議を開催し選定しました。
 この後、支援先候補に選定した団体と書面を取り交わし、今年度中に支援金を贈呈する予定です。

寄付者からのメッセージ

日本の野生動物や自然環境を最前線で守ってくださっている皆さまへ

私はJWCSの会員であり、ボランティアとして、長い間、動物や環境問題を陰から見守ってきました。その間、環境が良くなっているという話をなかなか聞くことができず、歯がゆい思いをしてきました。皆さまも同じ想いだと思います。
きっと、人間の活動が、大事なものを無視して行われているからでしょう。人にとって、日本にとって大切なものは何なのかも知られないうちに、次々といろいろなものが壊されたり無くなったりしていってしまいます。
それは何なのか、どうして守らないといけないのかを、声をあげて活動してくれているのが皆さまです。しかし、重要な活動であるにも関わらず、公的な助成金の話をあまり聞いたことがありません。
このたびJWCSに日本の重要な団体を選定していただき、支援金をお届けできる機会に恵まれました。皆さまの活動の一助になれば幸いに思います。
                                N.M.