2016年11月18日 / 最終更新日時 : 2022年3月18日 JWCS 管理者 JWCS Now 【CITES CoP17】会議報告⑫「地域社会のため」の落とし穴 ●「地域社会のため」検証しているか ワシントン条約第17回締約国会議(CITES CoP17)に参加し、今回の会議のキーワードは「地域社会」だと思いました。 「地域社会が野生生物を持続可能な範囲で利用する」ことは、生 […]
2016年10月4日 / 最終更新日時 : 2022年3月18日 JWCS 管理者 JWCS Now 【CITES CoP17】会議報告⑪ 駆け足で終わった全体会合 委員会での議論が終わり、全体会合で二つの委員会の決定を最終的に決議しました。この段階でも再決議を求めることができます。クェートからハヤブサのダウンリストが否決された件で、再議論の提案がありましたが、投票で再議論が否決され […]
2016年10月3日 / 最終更新日時 : 2022年3月18日 JWCS 管理者 JWCS Now 【CITES CoP17】会議報告⑩ 残りの附属書提案を一気に議論 ●アフリカゾウの附属書提案 いよいよアフリカゾウの附属書提案の議論です。附属書Ⅱになっているボツワナ、ナミビア、南アフリカ、ジンバブエの個体群を国際取引するための条件が、附属書の注にあります。提案14、ナミビアの提案は […]
2016年10月2日 / 最終更新日時 : 2022年3月18日 JWCS 管理者 JWCS Now 【CITES CoP17】会議報告⑨ 附属書改定提案と象牙国内市場閉鎖 ●ヨウム ヨウムの生息国の多くは密猟が止まらず個体数が減少している状況を訴える一方、バーレーンは持続可能な利用を主張し、アラブ首長国連邦は家庭のペットとして繁殖していると提案に反対。野生動植物の利用に積極的な南アフリカ共 […]
2016年9月29日 / 最終更新日時 : 2022年3月18日 JWCS 管理者 JWCS Now 【CITES CoP17】会議報告⑧ ハヤブサ 委員会1では植物の附属書提案が議論されました。植物は、アルジェリアによる提案書が間に合わなかったアルジェリアモミを除き、提案のすべてが採択されました。その中には日本でエアプランツと言う名で売られている園芸植物の、メキシコ […]
2016年9月28日 / 最終更新日時 : 2022年3月18日 JWCS 管理者 JWCS Now 【CITES CoP17】会議報告⑦ 附属書改定提案が始まる ●センザンコウ 28日から附属書改定の議論が始まりました。ライオンやサイの提案は後回しになり、センザンコウ8種を国際取引禁止(附属書Ⅰ)にする提案が議論されました。センザンコウはこれまでも取引に許可が必要な附属書Ⅱでし […]
2016年9月27日 / 最終更新日時 : 2022年3月18日 JWCS 管理者 JWCS Now 【CITES CoP17】会議報告⑥ 自然保護の新たな議論「ローカルコミュニティ」 コミュニティベースの自然資源管理ができるようにするための仕組みがCITESにはないという理由で、村落地域委員会の新設をナミビア、タンザニア、ザンビア、ジンバブエが提案しました。 一方、CITES事務局はこの提案に対し […]
2016年9月26日 / 最終更新日時 : 2022年3月18日 JWCS 管理者 JWCS Now 【CITES CoP17】会議報告⑤ 一日ゾウの議題 ●MIKEとETISの報告 MIKE(ゾウ違法捕殺監視システム)の報告に、現状が反映されていないという発言が続きました。ケニアは「MIKEのデータ加工についてはもっと科学的に要検討である。レポートの結果は信用できない。 […]
2016年9月25日 / 最終更新日時 : 2022年3月18日 JWCS 管理者 JWCS Now 【CITES CoP17】会議報告④ ウナギと宝石サンゴ 25日午後、EUが提案したウナギの生息状況と取引の調査と、米国が提案した宝石サンゴの取引の調査の提案が議題になりました。どちらの提案も日本は支持しました。 ウナギについて日本政府は、生息国と消費国の協力が必要、環境の悪 […]
2016年9月24日 / 最終更新日時 : 2022年3月18日 JWCS 管理者 JWCS Now 【CITES CoP17】会議報告③ 締約国会議始まる 会議の書類は印刷されず、条約事務局のウェブサイトに掲載されます。会議が始まる直前まで、アフリカゾウに関する会議提出書類がウェブサイトに追加されていました。 その一つとして、MIKE(ゾウ違法捕殺監視システム)とETIS […]